ろう‐よう【老幼】
老人と幼児。「士族の名ある者は—を問わず」〈福沢・文明論之概略〉
ろう‐らい【老来】
[名]年をとること。老年。「しきりに—の嘆をなしたのも」〈荷風・雨瀟瀟〉 [副]老年になって以来。年をとってからこのかた。「—量を節してはいても」〈谷崎・少将滋幹の母〉
ろう‐らく【籠絡】
[名](スル)巧みに手なずけて、自分の思いどおりに操ること。「甘い言葉で—する」
ろうらん【楼蘭】
中国、漢・魏時代の西域諸国の一。また、その中心となったオアシス都市。タリム盆地東部、ロブノール西北岸にあり、シルクロードの要衝として繁栄。前77年、漢の属国とされ、鄯善(ぜんぜん)と改称。ロブノ...
ろう‐り【老吏】
老年の役人。また、老練な役人。
ロウリュ【(フィンランド)löyly】
サウナ風呂の入浴法の一。熱した石に水をかけて蒸気を発生させ、発汗作用を促進する。ロウリュウ。
ろう‐りょう【粮料】
食料。糧米。「—背負うて奥州へ落ちまどひし」〈平家・一一〉
ろう‐りょく【労力】
1 何かをするために心身を働かせること。骨折り。「—を惜しむ」 2 労働力。人手。「安い—」
ろう‐るい【老羸】
年とってからだが弱ること。老衰。老弱。
ろう‐るい【蝋涙】
ともした蝋燭(ろうそく)から溶けて流れた蝋を涙にたとえていう語。「きたならしく—のこびりついた燭台と」〈谷崎・細雪〉 [補説]書名別項。→蝋涙