アッピア‐かいどう【アッピア街道】
《(ラテン)Via Appia》ローマ最古の石舗装の軍用路。前312年、監察官アッピウス=クラウディウスが、ローマと南方のカプアとの間に建設。前3世紀ごろまでにブルンディシウム(現在のブリンディ...
ロムリアーナ【Romuliana】
セルビア東部の都市ザイェチャルの近郊にある古代ローマ時代の遺跡。現在ガムジグラードと呼ばれる地に、ローマ皇帝ガレリウスが城塞を中心とする町を建設。名称はガレリウスの母ロムラにちなむ。城壁、公衆浴...
アンマン‐じょう【アンマン城】
《Amman Citadel》ヨルダンの首都アンマンの旧市街を見下ろす丘にある城跡。古くから軍事的・政治的に重要な地として知られる。古代ローマ皇帝マルクス=アウレリウス=アントニヌスによって築か...
ロムルス【Romulus】
伝説上のローマの建国者。軍神マルスの子で双生児の兄。弟のレムスとともに狼(おおかみ)に育てられ、協力してローマを建設したが、のちに争ってレムスを殺した。
レプティス‐マグナ【Leptis Magna】
リビアの北西部、地中海沿岸にある古代ローマの都市遺跡。近郊の港湾都市ホムスの東約30キロメートルに位置する。この地出身のセプティミウス=セウェルスが、ローマ皇帝に在位した193年から211年に全...
アブダット【Avdat】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。古代ローマ、東ローマ帝国時代の浴場や神殿など...
ローマ‐じ【ローマ字】
古代ローマ人がラテン語を表記するのに用いた表音文字。その後もヨーロッパを中心に多くの国語を表記するのに用いられている。ラテン文字。→ローマ字綴り
ローマ‐の‐しちきゅう【ローマの七丘】
イタリアの首都ローマの市街地から、テベレ川東にかけて点在する七つの丘。古代ローマ時代に都市が築かれたことで知られる。アベンティーノ・エスクイリーノ・カンピドリオ・クイリナーレ・チェーリオ・パラテ...
アオスタ【Aosta】
イタリア北西部、バッレダオスタ自治州の都市。同州の州都。アペニン山脈、モンテビアンコ(モンブラン)、モンテチェルビノ(マッターホルン)など4000メートル級の山々に囲まれたドーラバルテア川沿いの...
ローマこうていでん【ローマ皇帝伝】
《原題、(ラテン)De vita Caesarum》紀元1世紀から紀元2世紀ごろの古代ローマの伝記作家、スエトニウスによる伝記集。全8巻。カエサルからドミティアヌスまで、12人のローマ皇帝の逸話...