ローマ‐ほう【ローマ法】
古代ローマ時代に制定された法律の総称。ローマ市民だけに適用される市民法として制定された十二表法に始まり、領土の拡大とともに万民法を形成、6世紀ユスティニアヌス帝によって集大成された。ゲルマン法と...
アフロディシアス【Aphrodisias/Ἀφροδισιάς】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ西部の村ゲイレ近郊に位置する。紀元前1世紀に、美と愛の女神アフロディテを祭る神殿が建造され、古代ローマ皇帝ハドリアヌス治下の後2世紀初めに増築された。3万人...
アラアッディン‐モスク【Alaeddin Mosque】
トルコ中南部の都市コンヤの市街中心部、アラアッディンの丘の頂上部にあるイスラム寺院。13世紀初め、ルームセルジューク朝のカイクバード1世の時代に完成。古代ローマや東ローマ帝国時代の石柱を用い、堂...
レッジョ‐ディ‐カラブリア【Reggio di Calabria】
イタリア南部、カラブリア州の都市。イタリア半島の南端に位置し、メッシーナ海峡に臨む。対岸のシチリア島と航路で結ばれる。紀元前8世紀に古代ギリシャの植民都市として建設され、レギオンと呼ばれた。東ロ...
アンカラ‐じょう【アンカラ城】
《Ankara Kalesi》トルコの首都アンカラにある城。古代ローマ帝国時代にガラテヤ人が築いた砦に起源する。7世紀に東ローマ皇帝ヘラクレイオス1世により、アラブ人の侵攻に備えて内側の城壁が築...
アベンティーノ‐の‐おか【アベンティーノの丘】
《Monte Aventino》イタリアの首都ローマにある丘。ローマの七丘の一。チルコマッシモを挟みパラティーノの丘の南側に位置する。マルタ騎士団の団長の館やマルタ騎士団広場がある。高級住宅街と...
ラインラント‐プファルツ【Rheinland-Pfalz】
ドイツ南西部の州。州都はマインツ。主な都市として、ルートウィヒスハーフェン、コブレンツ、カイザースラウテルン、ウォルムスがある。ライン川と支流モーゼル川の流域は、古くからローマの属州が置かれ、キ...
ユスティニアヌス‐ほうてん【ユスティニアヌス法典】
ユスティニアヌスが編纂を命じた「ローマ法大全」の一部「勅法集」をさし、ハドリアヌス帝から534年までの勅法を集録。全12巻。→ローマ法大全
ラス‐メドゥラス【Las Médulas】
スペイン北部の町ポンフェラーダの南西約20キロメートルにある、ローマ帝国時代の遺跡。古代ローマ人が採掘した金鉱の跡で、残土が堆積して、高さ100メートル以上の小山となり、20平方キロメートルにわ...
ウェード【Thomas Francis Wade】
[1818〜1895]英国の外交官・中国語学者。中国語の漢字音をローマ字で表記する「ウェード式ローマ字表記法」を考案。