わき‐やく【脇役/傍役】
1 映画・演劇などで、主役を助け、引き立たせる演技をする役。また、その人。わき。「名—」 2 中心となる人を補佐し、守り立てる役。また、その人。「—に回る」「—に徹する」
わき‐やり【脇槍】
横合いから槍で突きかかること。よこやり。
わ‐きょう【和協】
[名](スル) 1 仲よくして力を合わせること。和衷(わちゅう)協同。「—一致」 2 音の調子を合わせること。また、音の調子が合うこと。
わ‐きょう【和鏡】
日本独自の様式で作られた金属製の鏡。平安後期以後、盛んに製作された。仿製鏡(ぼうせいきょう)とは区別される。
わ‐きょう【和僑】
中長期的に外国に居住し、生計を立てている日本人を呼ぶ。華僑になぞらえた語。特に、香港・中国本土・シンガポールなどのアジア地域に移住し、現地で起業した日本人をいうことが多い。→日僑
わき‐ろ【脇艪】
和船で、艫艪(ともろ)の補助として船べりに取り付ける艪。わいかじ。
わきわき・し【分き分きし】
[形シク]あきらかである。分明である。「物ごとに—・しく見がほしく」〈東大寺諷誦文平安初期点〉
脇(わき)を掻(か)・く
わきの下あたりをさする。得意なさま、気負ったさまにいう。「いみじくしたり顔に—・きて言ひけるをぞ」〈今昔・二五・五〉
脇(わき)を詰(つ)・める
幼少の折はあけておいた、着物の袖の脇下を縫ってふさぐ。成人する。脇を塞(ふさ)ぐ。
脇(わき)を塞(ふさ)・ぐ
《近世、元服時に着物の八つ口を縫ってふさいだことから》成人する。脇を詰める。