わき‐でら【脇寺】
本寺に付属する寺。
わき・でる【湧き出る/涌き出る】
[動ダ下一][文]わき・づ[ダ下二] 1 水が地中からわいて出る。「岩間から清水が—・でる」 2 涙などが流れ出る。「涙がとめどなく—・でる」 3 物がわいたように次々と現れ出る。「雲がむくむく...
わき‐ど【脇戸/腋戸】
正門の横に設けた小さな入り口。また、その戸。
わき‐のう【脇能】
《本来「翁(おきな)」の次に演じられ、「翁」の脇の意からいう》能の分類の一。正式の五番立ての演能で、最初に上演される曲。神などをシテとする。神能(かみのう)。脇能物。初番目物。
わきのう‐もの【脇能物】
⇒脇能
わき‐の‐した【脇の下/腋の下】
両腕の付け根の下側のくぼんだところ。腋窩(えきか)。わき。
わき‐ばさ・む【脇挟む】
[動マ五(四)] 1 わきの下にはさみ抱える。また、しっかりと抱える。「かばんを—・んで家を出る」 2 しっかりと身につける。また、心にいだく。「社稷(くに)をうかがふ権(はかりこと)を—・み憤...
わき‐ばしら【脇柱】
能舞台正面の、向かって右手前の柱。すぐ右側がワキ座。大臣柱。
わき‐ばら【脇腹】
1 腹の側面。横腹。「—を押さえる」 2 正妻以外の女から生まれること。また、その子。妾腹(しょうふく)。めかけばら。⇔本腹。
わき‐ひら【側辺】
わき。かたわら。「これ親父様、お泊りなら—見まい」〈浄・盛衰記〉