こ‐わき【小脇】
わき。また、わきに関するちょっとした動作にいう語。「—に抱える」「—にはさむ」
わい‐だて【脇盾/脇楯】
《「わきだて」の音変化》鎧(よろい)の付属具。右脇の引合(ひきあわせ)をふさぐために用いる。壺板(つぼいた)と草摺(くさずり)からなる。脇当(わきあて)。
し‐だい【次第】
[名] 1 物事が行われる際の一定の順序。「式の—を書き出す」 2 今まで経過してきた状態。なりゆき。「事の—を話す」 3 物事の、そうなるに至った理由。わけ。事情。「そんな—で明日は伺えない...
わき‐つぼ【脇壺/腋壺】
1 わきの下のくぼみ。わきの下。「—射られて失せにけり」〈義経記・五〉 2 あばら骨。〈増補下学集〉
いず‐み【泉】
1 《「出水(いずみ)」の意》地下水が自然に地表にわき出る所。また、そのわき出た水。湧泉(ゆうせん)。《季 夏》「—への道後(おく)れゆく安けさよ/波郷」 2 物事が出てくるもと。源泉。「希望の...
せき‐わけ【関脇】
《「せきわき」の音変化。大関の脇の意》相撲で、大関の次位、小結の上位。三役の一。せきわき。
たぎ・る【滾る】
[動ラ五(四)] 1 水がさかまいて激しく流れる。「川瀬が—・る」 2 煮えたつ。「湯が—・る」 3 激する気持ちが盛んにわきおこる。わきあがる。「青春の血潮が—・る」「—・る闘志」
そう‐わき【僧脇】
能の役柄で、僧の姿で登場するワキ・ワキヅレ。
わき‐あけ【脇明け】
1 女性・子供の洋服の、着脱を楽にするために脇部に作る明き。留め具には多くファスナーが使われる。わきあき。 2 子供や女性の和服の脇の下を縫わずにおくこと。また、その衣服。八つ口。わきあき。 3...
たかやす‐りゅう【高安流】
1 能の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。室町末期、高安与右衛門道善を流祖とする。 2 能のワキ方の流派の一。高安与右衛門の子孫与八郎が、金剛座のワキ方金剛又兵衛のツレ伊右衛門から伝書を譲られて創...