り‐こう【利口／悧口／利巧／悧巧】
［名・形動］ １ 頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。「—な犬」「—そうな人」「—ぶる」⇔馬鹿(ばか)。 ２ 要領よく抜け目のないこと。また、そのさま。「—に立ちまわる」 ３ （多く「...
わい‐て【別いて】
［副］《「わきて」の音変化》とりわけ。格別。「—も里人をほむるぞそら目なる」〈宇津保・蔵開上〉
らむ
［助動］［○｜○｜らむ（らん）｜らむ（らん）｜らめ｜○］《動詞「あり」の未然形「あら」に推量の助動詞「む」の付いた「あらむ」の音変化とも》活用語の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。 １ 直接見...
り‐あい【理合（い）】
わけあい。理由。道理。「それと同じ—で」〈里見弴・安城家の兄弟〉
埒(らち)が明(あ)・く
物事にきまりがつく。かたがつく。「電話では—・かない」「そんなことなら、わけもなく、—・くんだよ」〈浜田・泣いた赤おに〉
わき‐て【分きて／別きて】
［副］《四段活用動詞「わ（分）く」の連用形＋接続助詞「て」から》「わけて」に同じ。「—この暮こそ袖は露けけれ」〈源・葵〉
よび‐た・てる【呼（び）立てる】
［動タ下一］［文］よびた・つ［タ下二］ １ 声を張り上げて呼ぶ。「名前を—・てる」 ２ 呼んでわざわざ来させる。呼び寄せる。「—・てて申しわけない」「その都度母を—・てて、力を藉(か)りる事もあ...
よまい‐ごと【世迷い言】
わけのわからないぐちや不平。繰り言。「—を並べる」
より‐わ・ける【選り分ける】
［動カ下一］［文］よりわ・く［カ下二］ある基準に従って区別する。また、基準にかなうものだけを選び取る。選別する。えりわける。「粗悪品を—・ける」
わき【分き／別き】
１ わけること。区別。けじめ。「夜昼といふ—知らず我(あ)が恋ふる心はけだし夢(いめ)に見えきや」〈万・七一六〉 ２ 思慮。分別。わきまえ。「我は子うむ—も知らざりしに」〈大鏡・序〉
