つけ‐しゅうげん【付祝言】
能で、1日の番組の最後に、囃子(はやし)なしで地謡(じうたい)が謡う短い謡。切能(きりのう)が祝言能のときには行わない。普通は「高砂」の終わりの一節が謡われる。祝言小謡。
つけ‐びよく【付(け)比翼】
黒留袖で2枚重ねをするかわりに、袖口・振りや襟下から裾回りまでを別布でつくり、上着の裏布にくけつけたもの。
つつみ‐な・し【恙み無し】
[形ク]さしさわりがない。無事である。つつがない。「—・く幸(さき)くいまさば荒磯波(ありそなみ)ありても見むと」〈万・三二五三〉
つつみ‐い【包み井】
1 まわりを板や石などでかこった泉や井戸。「鈴が音の駅家(はゆまうまや)の—の水を飲(たま)へな妹(いも)が直手(ただて)よ」〈万・三四三九〉 2 正月に宮中で若水をくむために、前年の年末から蓋...
つわ・る
[動ラ四] 1 芽が出る。芽ぐむ。きざす。「木の葉の落つるも…下よりきざし—・るに堪へずして落つるなり」〈徒然・一五五〉 2 妊娠してつわりが起こる。「いつしかと—・り給へば」〈落窪・二〉
手(て)を締(し)・める
商談・和解などの成立、会合の終わりなどを祝って、一同がそろって拍手する。手締めをする。「—・めて会をお開きにする」
テザリング【tethering】
《「テザーリング」とも》データ通信機能をもつスマートホンをモデム代わりにして、ノートパソコンやPDAなどをインターネットに常時接続させる手法。または、その機能のこと。
でき‐す・ぎる【出来過ぎる】
[動ガ上一][文]できす・ぐ[ガ上二] 1 作物が必要以上にできる。「稲が—・ぎる」 2 普通以上に、また、能力以上にうまくゆく。「私にしては—・ぎた試験結果」 3 話が、つくり話のようにうまく...
テクスチャー【texture】
《「テキスチャー」とも》 1 織物の織り方。また、織り地。生地。 2 木材・石材などの手ざわり。感触。また、質感。 3 コンピューターグラフィックスの三次元画像で、物体表面の質感を表現するために...
て‐ぐし【手櫛】
くしの代わりに手の指で頭髪を整えること。