あな‐しり【穴知り】
他の人が知らない事情に通じていること。また、それをひけらかす人。→穴6
あな‐じ
西日本で、船の航行を妨げる冬の北西風。あなぜ。《季 冬》
あな‐じ【穴痔】
痔瘻(じろう)の俗称。
あな‐じゃくし【穴杓子】
たくさんの細かい穴をあけたお玉杓子。汁から具だけをすくうのに使う。
あな‐じゃこ【穴蝦蛄】
十脚目アナジャコ科の甲殻類。浅海の砂泥地に穴を掘ってすむ。体長約10センチメートル。体形はシャコに似るが分類上はエビの仲間に属する。
あ‐な‐すえ【足末】
《「あ」は「あし(足)」の古形。「な」は「の」の意の格助詞》 1 足の先。つま先。「頭より—ただにあやにしきをたちきりて」〈宇津保・忠こそ〉 2 子孫。末裔(まつえい)。「同じ帝の母后の御—にて...
アナスチグマート【(ドイツ)Anastigmat】
非点収差と像面の曲がりとを補正してあるレンズ。ほとんどの写真レンズに使用。
あなずらわ・し【侮らはし】
[形シク]《動詞「あなずる」の形容詞化》 1 軽蔑(けいべつ)したい。尊敬・尊重する価値がない。「いとかくやつれたるに—・しきにや」〈源・明石〉 2 気軽に心を許せるさま。気のおけないさま。「右...
あなずり【侮り】
あなどること。「笑ひはすれど—はせず」〈菟玖波集・雑体〉
あなず・る【侮る】
[動ラ四]《「あなどる」の古形》軽蔑する。「かの国の人にも、すこし—・られて」〈源・若紫〉