あま‐だれ【雨垂れ】
1 軒先などから滴り落ちる雨水。雨滴(うてき)。あましずく。 2 感嘆符「!」のこと。 [補説]作品名別項。→雨だれ
あまだれ【雨だれ】
《原題、Raindrop》ショパンのピアノ曲集「24の前奏曲」の第15番の通称。変ニ長調。雨を連想させる描写に由来する。雨だれのプレリュード。雨だれの前奏曲。
雨垂(あまだ)れ石(いし)を穿(うが)つ
《「漢書」枚乗伝から》小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功する。点滴石を穿つ。
あまだれ‐おち【雨垂れ落ち】
雨垂れが落ちて当たる所。あまおち。
あまだれ‐びょうし【雨垂れ拍子】
1 雅楽や謡曲で、拍子を雨垂れのように一定の間隔でとること。 2 物事の進行がとぎれがちで、はかどらないこと。「仕事が—になって出来べきものも仕損(しそこな)う道理」〈露伴・五重塔〉
あまち‐しゅんいち【天知俊一】
[1903〜1976]野球選手・審判員・監督。兵庫の生まれ。明大野球部で活躍。卒業後、東京六大学専属審判員となる。昭和24年(1949)中日の監督に就任。昭和29年(1954)にはチームを初の日...
あま‐ちゃ【甘茶】
1 ヤマアジサイの変種。山地に生え、高さ約70センチ。夏、周囲に数個の装飾花をもつ花をつける。葉は乾かすと甘みが出るので飲用にする。こあまちゃ。あまくさ。 2 アマチャまたはアマチャヅルの葉を乾...
あまちゃ‐づる【甘茶蔓】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。山中に生え、巻きひげで他にからみつく。葉はふつう5枚の小葉からなり、複葉。雌雄異株。晩夏から初秋に黄緑色の小花をつける。果実は丸く、熟すと黒緑色。葉は乾かして甘...
甘茶(あまちゃ)でかっぽれ塩茶(しおちゃ)でかっぽれ
俗謡「かっぽれ」の囃子詞(はやしことば)。「かっぽれかっぽれ」に続く文句。
あま‐ちゃん【甘ちゃん】
考え方がしっかりしていない人。対応のしかたに厳しさの欠ける人。