かい‐そう【海曹】
海上自衛官の階級の一。准海尉と海士の間で、一・二・三等海曹がある。諸外国海軍および旧日本海軍の上等・一等・二等兵曹に相当。
かい‐そう【海葱】
1 キジカクシ科の多年草。葉は根際から出て、幅の広い線形で肉質。秋、高さ1メートル近く花茎を伸ばし、白色の花を総状につける。地中海沿岸の原産で、鱗茎(りんけい)を利尿薬などに使用。 2 海藻コト...
かい‐そう【海藻】
海に生える藻類の総称。アオサなどの緑藻、コンブなどの褐藻、テングサなどの紅藻類をさすことが多い。
かい‐そう【開創】
[名](スル)ひらき、はじめること。特に、一寺を開くこと。「—年代」
かい‐そう【階層】
1 社会的、経済的地位がほぼ同じ程度の人々の集団。職業・収入・財産・学歴・年齢などが基準となって、格づけ・識別される。界層。「富裕な—」 2 建築物の階の上下の重なり。
かい‐そう【潰走】
[名](スル)戦いに惨敗して、秩序なく、逃げること。敗走。「算を乱して—する」
かい‐そ・う【掻い添ふ】
《「かきそう」の音変化》 [動ハ四]ぴったりと寄り添う。「渡殿の口に—・ひてかくれ立ち給へれば」〈源・空蝉〉
[動ハ下二]寄り添わせる。「御髪(みぐし)長くうつくしうて—・へて臥させ給へり」...
かいそう‐しゃ【会葬者】
葬式の参列者。弔問に訪れた客。
かいそうのぶんがく【回想の文学】
中島健蔵の回想録。昭和元年(1926)から昭和23年(1948)の文芸史、交友録などをまとめたもの。全5巻からなる。昭和52年(1977)刊行。同年、第30回野間文芸賞受賞。
かいそう‐ばい【海藻灰】
アラメ・カジメ・ホンダワラなどの褐藻を干し、蒸し焼きにして作った灰。カリ肥料およびヨードなどの原料にする。