かんこつ‐だったい【換骨奪胎】
[名](スル)《骨を取り換え、胎(こぶくろ)を取ってわが物として使う意》先人の詩や文章などの着想・形式などを借用し、新味を加えて独自の作品にすること。
かんこ‐どり【閑古鳥】
カッコウの別名。《季 夏》「うき我をさびしがらせよ—/芭蕉」
閑古鳥(かんこどり)が鳴(な)・く
人の訪れがなく、ひっそりと静まり返っているさま。客が来なくて商売がはやらないさま。「不景気で、店に—・いている」
かんこ‐の‐き【かんこの木】
コミカンソウ科の落葉低木。海岸近くの山野に自生。葉は細長い倒卵形で、厚い。雌雄異株。夏、淡緑色の小花をつける。実は熟すと裂けて赤い種子が現れる。本州南西部・四国・九州・沖縄に分布。
かん‐コピ【完コピ】
[名](スル)「完全コピー」の略。「ビートルズを—する」
かんころ
1 (西日本で)サツマイモの切り干し。 2 (北九州付近で)大根の切り干し。
かんころ‐もち【かんころ餅】
かんころ(サツマイモの切り干し)を搗(つ)き交ぜた餅。長崎県五島列島の名産。
かん‐こん【還魂】
魂がもどり、死者がよみがえること。
かんこんき【還魂記】
中国、明代の戯曲。55幕。湯顕祖(とうけんそ)作。1598年刊。青年の柳夢梅と美女の杜麗娘(とれいじょう)の恋愛の成就を、現世と冥界とを舞台に描いたもの。恋愛至上主義をうたった、明曲の代表作。牡...
かんこん‐し【還魂紙】
《使い古した紙をよみがえらせる意から》漉(す)き返(がえ)しの紙。