こう‐ろん【公論】
1 世間一般の人々の意見。世論。「万機—に決すべし」 2 公平で偏らない議論。正論。「経済の—に酔て仁恵の私徳を忘るる勿れ」〈福沢・学問のすゝめ〉
こう‐ろん【口論】
[名](スル)言い争いをすること。口げんか。「—が絶えない」「ささいなことで—する」
こう‐ろん【抗論】
[名](スル)対抗して自分の意見を述べること。抗弁。反論。「むきになって—する」
こう‐ろん【硬論】
強硬な意見・議論。
こう‐ろん【講論】
物事の道理を説き明かし論じること。講義や議論。「都会の学校に入て読書—の様子を見れば」〈福沢・学問のすゝめ〉
こう‐ろん【高論】
1 すぐれた議論。りっぱな意見。「—卓説」 2 他人を敬って、その意見や議論をいう語。「御—を承る」
こうろん‐おつばく【甲論乙駁】
[名](スル)甲が論じると乙がそれに反対するというように、たがいにあれこれと論じ合うばかりで、議論の決着がつかないこと。