ステップ‐きこう【ステップ気候】
ケッペンの気候区分による乾燥気候の一。符合はBS。砂漠気候よりはやや湿潤で、丈の低い草原が広がる。中央アジア、マグレブ地域、サハラ砂漠の南、北米中西部、パタゴニア、オーストラリア中部などにみられ...
スーダン【Sudan】
《アラビア語で、黒人の国の意》 アフリカ大陸の、サハラ砂漠以南、コンゴ盆地以北の地域の総称。
アフリカ北東部、ナイル川中流域の国。正称、スーダン共和国。首都ハルツーム。綿花・アラビアゴムを産...
セブハ【Sebha】
リビア南西内陸部、フェザン地方のオアシス都市。同地方の中心都市で、サハラ交易の要地。エレナ城というイタリア植民地時代の城塞があるほか、サハラ砂漠への観光拠点として知られる。サブハ。
ぜん‐ほくく【全北区】
1 動物地理区の一。北界に属し、東南アジア以外のユーラシア大陸、北アメリカ、サハラ砂漠以北のアフリカを含む広大な地域。新北亜区・カリブ亜区・旧北亜区・北極亜区に分けられる。動物相は他の区に比べて...
タウア【Tahoua】
ニジェール南西部の都市。タウア州の州都。サハラ砂漠の南縁に位置する。綿花、ラッカセイなどの農産物の集散地。周辺でリン酸塩や石膏(せっこう)を産する。古くからトゥアレグ族とフラニ族の間で行われるサ...
タウデニ【Taoudenni】
マリ北部の村。16世紀末より現在にいたるまで、西アフリカを代表する岩塩の産地。古くからサハラ砂漠を渡るラクダの隊商によりトンブクツに運ばれる。
タッシリ‐ナジェール【Tassili n'Ajjer】
アルジェリア南東部、リビアとの国境付近のサハラ砂漠中央部にある岩山の山地。およそ8000年から2000年前に描かれた岩絵が多く残る。1982年、世界遺産(自然遺産・文化遺産)に登録された。
タドラット‐アカクス【Tadrart Acacus】
リビア西部、サハラ砂漠のアルジェリアとの国境付近の地域。紀元前1万2000年ごろから西暦100年ごろまでに描かれたと考えられる岩絵が多数発見されている。これらは、1985年「タドラットアカクスの...
タハト‐さん【タハト山】
《Tahat》アルジェリア南部、サハラ砂漠中央部のアハガル山地にある山。同国最高峰(2918メートル)。南麓にオアシス都市タマンラセットがある。
タマンラセット【Tamanrasset】
アルジェリア南部、サハラ砂漠にあるオアシス都市。アラビア語名ターミンラースト。アハガル山地南麓に位置し、古くから隊商路の中継地として知られた。フランス植民地時代はフォールラプリンヌと呼ばれ、同地...