しまし【暫し】
[副]《上代語》「しばし」の古形。「奈呉の海に舟—貸せ沖に出でて波立ち来やと見て帰り来む」〈万・四〇三二〉
しまし‐く【暫しく】
[副]《上代語》「しまし」に同じ。「—もひとりありうるものにあれや島のむろの木離れてあるらむ」〈万・三六〇一〉
しましま【島々】
長野県松本市西部の地名。上高地への入り口にあたり、北アルプス登山の中継点。
しま‐しま【縞縞】
縞模様があること。また、そのさま。「—のセーター」「—模様」
しま‐じゅす【縞繻子】
縞模様のある繻子(しゅす)。
しま‐じま【島島】
たくさんの島。多くの島。
しまじょう‐こうぞう【島状構造】
蒸着などで生じる、無数に分割された島のような構造。一様な薄膜が形成されず、下地の温度が高い場合になることが多い。島状組織。
しまじょう‐そしき【島状組織】
⇒島状構造
しまじょう‐てっこうしょう【縞状鉄鉱床】
⇒縞状鉄鉱層
しまじょう‐てっこうそう【縞状鉄鉱層】
酸化鉄とケイ酸塩鉱物が縞状に堆積した地層。先カンブリア時代の藍藻による光合成が始まり、それまで無酸素状態だった海水に酸素が溶け込み、大量の鉄イオンが酸化されて海底に沈殿したものと考えられている。...