しょう‐えん【招宴】
宴会に招くこと。また、人を招待して催す宴会。「—にあずかる」
しょう‐えん【松煙/松烟】
1 松を燃やすときに立ちのぼる煙。また、たいまつの煙。 2 樹脂に富んだ松などを不完全燃焼させて作った煤(すす)。黒色顔料として印刷インクや靴墨などに用いる。 3 「松煙墨」の略。 4 墨(すみ...
しょう‐えん【荘園/庄園】
1 奈良時代から戦国時代にかけて存在した中央貴族や寺社による私的大土地所有の形態。また、その私有地。個人が開墾したり、他人からの寄進により大きくなった。鎌倉末期以後、武士に侵害されて衰え、応仁の...
しょう‐えん【消炎】
炎症を消し去ること。
しょう‐えん【硝煙/硝烟】
火薬の発火によって生じる煙。
しょう‐えん【瘴煙/瘴烟】
瘴気を含んだもや。悪気や毒気を含んだもや。「—立てる、深き池沼に囲まれたる大牢獄」〈鴎外訳・即興詩人〉
しょうえん‐ざい【消炎剤】
炎症をしずめる薬剤。副腎皮質ホルモン剤などの消炎酵素剤、消炎鎮痛剤がある。抗炎症剤。
しょう‐えんじ【生臙脂】
江戸時代に中国から渡来した鮮やかな紅色の染料。エンジムシの一種が寄生した樹脂から採取し、絵画の彩色や友禅染・更紗染(さらさぞめ)などに用いる。臙脂。
しょうえん‐ずみ【松煙墨】
松の枝や根を燃やして得たすすをにかわで固めてつくった墨。→油煙墨
しょうえんせいり‐れい【荘園整理令】
平安時代、荘園の増加を抑えるために出された法令。延喜2年(902)以降たびたび発令されたが、十分な効果はあがらなかった。