わがぶんしょう【我が文章】
大町桂月の随想評論集。明治38年(1905)刊行。
さんぜそうにしきぶんしょう【三世相錦繍文章】
歌舞伎狂言。常磐津(ときわず)。3世桜田治助作。4世岸沢古式部・6世岸沢式佐作曲。安政4年(1857)江戸中村座初演。全6幕の世話狂言を常磐津で通した大曲。通称、三世相、お園六三(ろくさ)。
ごぶんしょう【御文章】
本願寺第8世蓮如(れんにょ)が門徒に与えた書簡文を集めたもの。80通を、5巻におさめてある。浄土真宗の教義を平易に述べたもので、真宗大谷派では「おふみ」と称する。
ひぶん‐しょう【飛蚊症】
眼球の硝子体(しょうしたい)に濁った部分ができ、その影が網膜に映り、目の前を蚊や糸くずが飛んでいるように見える状態。
さくらひめあずまぶんしょう【桜姫東文章】
歌舞伎狂言。時代世話物。7幕。4世鶴屋南北作。文化14年(1817)江戸河原崎座初演。吉田家のお家騒動の話に、清玄・桜姫の話をからませて脚色したもの。→清玄桜姫
くるわぶんしょう【廓文章】
浄瑠璃。安永9年(1780)成立。寛政5年(1793)大坂大西芝居初演。近松門左衛門作「夕霧阿波鳴渡」吉田屋の段の書き換え。 歌舞伎狂言。世話物。一幕。文化5年(1808)江戸中村座初演。...
へん‐しょう【返抄】
奈良・平安時代、官司に文書や物資・金銭を提出または納入したときに交付される受取状。
へん‐しょう【返章】
返事の手紙。返書。
へん‐しょう【返照】
[名](スル) 1 光が照りかえすこと。照り返し。「まぶしい砂の—」 2 夕日の光。夕映え。 3 《「反照」とも書く》仏語。真実の自己に照らして内省すること。「其意味を—する遑(いとま)がなかっ...
へん‐しょう【変症】
[名](スル)病症が変化すること。また、その病状。「脳膜炎に—するかも知れない」〈森田草平・煤煙〉