エンパイア‐ライン【empire line】
ドレスのシルエットの一。胸のすぐ下で切り替え、スカート部分は柔らかい素材で直線的なラインをつくる。19世紀初頭、ナポレオン帝政時代に流行したことからの名。
サーティーズ‐ルック【thirties look】
スイングジャズが流行し、ブロードウエーのミュージカルが全盛であった1930年代をイメージしたファッションのこと。シルエットが全体的に細く長いのが特徴。
コクーン‐スカート【cocoon skirt】
《cocoonは繭(まゆ)の意》腰回りにふくらみをもたせたスカート。全体が、繭のように丸みをおびたシルエットになる。
ゴア‐スカート【gored skirt】
《「ゴアースカート」とも》何枚かの三角布をはぎ合わせてできているスカートのこと。襠(まち)の開き加減でさまざまなシルエットが生まれる。
おんまやがしよりりょうごくばしゆうひみ【御厩川岸より両国橋夕陽見】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。画面右手前に大勢の客を乗せた隅田川の渡し船、遠くに両国橋と、藍一色のシルエットで描かれた富士山を描いたもの。
スティック‐ライン
《(和)stick+line》ファッション用語で、杖(つえ)のように細くて、ストレートなラインのシルエットのこと。スティックパンツ、スティックスカートなど。
スワール‐スカート【swirl skirt】
《swirlは、渦巻きの意》渦巻くような感じのシルエットのスカートのこと。
ロンゲット‐ファッション
《(和)longuette(フランス)+fashion longuetteは、ほっそりした、細長い、の意》ふくらはぎ丈や、くるぶし丈までの長い丈の細身のシルエットを特徴とするファッションのこと。
ペグトップ‐パンツ【peg-top pants】
《pegは、くさびの意。西洋独楽(ごま)の形から》腰回りをゆったりととり、裾口(すそぐち)にかけて急速にすぼまったシルエットのスラックス。
ペダル‐プッシャー【pedal pushers】
やや短めで細身のシルエットのスラックスのこと。元来、自転車に乗るときペダルを踏むのに裾(すそ)が邪魔にならないように考案されたもの。