しお‐ざけ【塩鮭】
塩漬けにした鮭。保存がきく。うす塩のものを荒巻(あらまき)、強く塩をしたものを塩引(しおび)きという。しおじゃけ。《季 冬》「—の塩きびしきを好みけり/秋桜子」→荒巻
し‐おさめ【仕納め】
それをして終わりとすること。仕事・行動などの最後としてすること。「今年の仕事の—」「スキーの—」
しお‐ざかい【潮境】
1 異なった二つの潮流の境目。海峡や寒流と暖流との交流点で見られる。多くよい漁場になる。→潮目(しおめ) 2 物事の境目。「今が浮沈の—」〈二葉亭・浮雲〉
しお‐ざかな【塩魚】
塩漬けにした魚。また、塩をふりかけた魚。
しおざわ【塩沢】
新潟県南魚沼市塩沢地区周辺で産出される、かすり模様の高級絹織物。塩沢絣(がすり)。
しおし【塩押し】
「しおおし」に同じ。
しお‐しお
[副]涙・雨などにぬれるさま。「飽かず悲しくてとどめ難く、—と泣き給ふ」〈源・行幸〉
しお‐しお【萎萎/悄悄】
[副]気落ちして元気がないさま。悄然(しょうぜん)。しょんぼり。「試合に負けて—(と)退場する」
しお‐じ【塩地】
モクセイ科の落葉高木。関東以西の山地に自生。葉は羽状複葉。初夏、枝の上部に小花を多数つける。
しお‐じ【潮路】
1 海流の流れる道。しおみち。 2 海上の道。海路。船路(ふなじ)。「八重の—を行く」