すい‐かん【膵管】
膵臓でつくられた膵液を十二指腸まで運ぶ管。
すいかん‐えん【吹管炎/吹管焔】
吹管でガス炎などを吹いたとき生じる炎。吹管の先端を炎の中に入れて吹けば酸化炎となり、先端を炎の中に入れずに吹けば還元炎となる。
すいかん‐ぐら【水干鞍】
水干を着るような略装のときに用いた鞍。山形が薄く、幅を狭く作ったもの。
すいかん‐けい【水管系】
ウニ・ヒトデなどの棘皮(きょくひ)動物の、運動器官と呼吸・排出器官との働きをする特有の構造。環状水管と五つの放射水管とからなり、管足と連絡している。
すいかんないにゅうとうねんえきせい‐しゅよう【膵管内乳頭粘液性腫瘍】
膵管(すいかん)内にできる、粘液を含んだポリープ状の腫瘍。癌(がん)化していても膵管内にとどまることが多く、予後は良いとされる。IPMN(intraductal papillary mucino...
すいかん‐ばかま【水干袴】
水干を着るときにはく袴。幅の狭い括(くく)り袴で、股立(ももだち)の合わせ目とひざの上の縫い目に菊綴(きくとじ)をつけた。
すいかん‐ぶんせき【吹管分析】
鉱物などの金属成分を簡便に検出する分析法。木炭上の穴に試料の粉末を詰め、これに吹管炎を吹きつけ、その変色・溶融状態などから成分を判定する。
すいかん‐ボイラー【水管ボイラー】
胴内に水を通した多数の管を配置し、管の外から加熱して蒸気を発生させる方式のボイラー。高温・高圧の蒸気が多量に得られる。
すい‐が【酔臥】
酒に酔って寝ころぶこと。「三毒の酒に—し」〈海道記〉
すい‐が【睡臥】
[名](スル)横になってねむること。「昼は一家皆—して、黄昏に至って初めて起き」〈秋水・兆民先生〉