ずん・ず【誦ず】
[動サ変]「誦(ず)する」に同じ。「忍びてうち—・ずることぞある」〈かげろふ・下〉
すん‐ずん【寸寸】
[副]《「ずんずん」とも》物を細かく切るさま。ずたずた。「書いた所は—に引き裂いて屑籠(くずかご)へ投げ込んだ」〈漱石・こゝろ〉
ずん‐ずん
[副] 1 人が、勢いよくためらわずに進んでいくさま。「振り向きもせず—(と)歩く」 2 物事が、勢いよくとどまることなく進むさま。「仕事が—(と)はかどる」
ずんだ
「糂粏(じんだ)2」に同じ。「—餅」
ずんだ‐もち【ずんだ餅】
ゆでた枝豆の薄皮をとり、すり潰して砂糖・塩で味を付けた「ずんだ」をまぶした餅。宮城・山形の名物とされるが、東北各地で作られる。→糂粏(じんだ)2
ズンデルト【Zundert】
オランダ南部、ノルトブラバント州の町。ブレダの南西約15キロメートル、ベルギーとの国境近くに位置する。画家ゴッホの生地であり、父が牧師を務めた教会とゴッホの家博物館がある。
ずん‐と
[副] 1 他に比べて、量・質・程度などの違いがはなはだしいさま。ずっと。ぐんと。「去年よりも—背が伸びた」「それよりも—好いは」〈一葉・たけくらべ〉 2 動作を勢いよくすばやくするさま。「こう...
ずん‐ど【寸胴】
[名・形動] 1 「ずんどう(寸胴)1」に同じ。「淡紅(とき)色の腰巻の下から、—の足が」〈水上・大阪の宿〉 2 「寸(ずん)切り2」に同じ。「—の花入れ」
ずん‐ど
[副]《日葡辞書では「づんど」と表記》 1 動作を勢いよくすばやくするさま。さっと。「肩を—躍り越えてぞ戦ひける」〈平家・四〉 2 程度の差がいちじるしいさま。ずっと。「是等は—上代の事にして」...
ずん‐どう【寸胴】
[名・形動] 1 上から下まで同じように太いこと。特に、ウエストのくびれがなく、胸から腰にかけての太さが同じであること。また、そのさま。「—なからだ」 2 「寸(ずん)切り2」に同じ。 3 「寸...