せいぶ‐せんせん【西部戦線】
第一次大戦中、ドイツ軍と連合軍とが対峙したフランス北東部からドイツ西部国境沿いの戦線。ドイツ軍のフランス侵攻作戦失敗後、この戦線は膠着して塹壕戦となり、その状態が戦争終結まで続いた。
せいぶせんせんいじょうなし【西部戦線異状なし】
《原題、(ドイツ)Im Westen nichts Neues》レマルクの長編小説。1929年刊。第一次大戦に従軍したドイツ青年兵士の生と死を通して、戦争の無意味さ・空しさを描く。
せい‐ブタン【正ブタン】
CH3CH2CH2CH3の示性式で表される、ブタンの異性体の一つ。天然ガス・石油ガス中に含まれ、常温では気体。容易に液化し、燃料や工業原料とする。n-ブタン。ノルマルブタン。→イソブタン
せい‐ぶつ【生物】
動物・植物・微生物など生命をもつものの総称。細胞という単位からなり、自己増殖・刺激反応・成長・物質交代などの生命活動を行うもの。いきもの。
せい‐ぶつ【静物】
静止して動かないもの。多く、絵画の題材としての花・果物・器物などをいう。「—の写生」 [補説]書名別項。→静物
せいぶつ【静物】
庄野潤三の短編小説集。昭和35年(1960)刊。表題作のほか、「蟹」「五人の男」などの作品を収める。第7回新潮社文学賞受賞。
せいぶつ‐かい【生物界】
生物の総称。また、生物のすんでいる世界。
せいぶつ‐かがく【生物化学】
⇒生化学(せいかがく)
せいぶつかがくてき‐さんそようきゅうりょう【生物化学的酸素要求量】
水中にある有機物を、好気性微生物が分解するときに消費する溶存酸素の量。mg/lで表す。水質汚染を示す指標の一。生化学的酸素要求量。BOD(biochemical oxygen demand)。
せいぶつかがく‐へいき【生物化学兵器】
生物兵器と化学兵器。核兵器に比べると材料の入手や製造などが容易であることから、「貧者の核兵器」とも呼ばれる。