だんな‐でら【檀那寺】
自分の家が帰依して檀家となっている寺。菩提寺(ぼだいじ)。
だんな‐どり【旦那取り】
1 主人に仕えること。奉公すること。 2 妾(めかけ)となること。「母親はもう四十歳になるのだそうだが、—のような事をしているらしいのだ」〈宇野浩二・苦の世界〉
だんな‐ば【旦那場】
商人・職人などが得意先を敬っていう語。得意場。「村でも気の好さ相な—では必ず借銭をした」〈森田草平・煤煙〉
だんな‐ぼうず【檀那坊主】
檀那寺の坊主。菩提寺の僧。「四十九日の朝は—呼びて夕食に精進あげて」〈浮・置土産・一〉
だんな‐やまぶし【檀那山伏】
祈祷(きとう)などのためにその家に出入りして信仰を受けている山伏。「—が来て変成男子(へんじゃうなんし)の行ひ」〈浮・胸算用・二〉
だんな‐りゅう【檀那流】
檀那僧都覚運を祖とする天台宗の一学派。恵心流と共に恵檀二流と称された。
だん‐にゅう【断乳】
[名](スル)授乳を断つこと。子供の成長に合わせ、乳を飲ませるのをやめること。→卒乳
だん‐ねつ【断熱】
[名](スル)外部との熱の出入りをさえぎること。「二重窓にして—する」
だんねつ‐あっしゅく【断熱圧縮】
熱力学で、外部との熱の出入りなしに気体を圧縮すること。断熱変化の一つで、気体は外部から仕事をされ、温度が上がる。エアコンの暖房時に代替フロンを圧縮することで室内機に熱を得たり、宇宙船の大気圏再突...
だんねつ‐かてい【断熱過程】
⇒断熱変化