ちょ‐ぼく【樗木】
《樗(おうち)が用途の少ない木であるところから》役にたたない木。また、無用なもののたとえ。
ちょぼ‐くさ
[副] 1 ちょこちょこと少しずつあるさま。「—と数多きは回覧するの煩はしきを厭ひ、六部を合して二巻となし」〈風来六部集・序〉 2 小声で話すさま。ひそひそ。「—とささやいたり抱きついたり」〈伎...
ちょぼ‐ぐち【ちょぼ口】
小さくつぼめた口つき。→おちょぼ口「化けそこなひの古ばば、白髪、歯抜けの—して」〈浄・井筒業平〉
ちょぼ‐く・る
[動ラ四] 1 口先でうまく言いくるめる。「やあ—・るな—・るな」〈浄・難波丸金鶏〉 2 からかう。ばかにする。「せんぼつかうて地の大夫を—・り」〈浮・芝居気質〉
ちょぼくれ
江戸時代の大道芸・門付け芸で、願人(がんにん)坊主などが錫杖(しゃくじょう)・鈴などを振りながら、祭文(さいもん)風の歌をうたって米銭をこうたもの。江戸でいい、大坂では「ちょんがれ」といった。ち...
ちょぼくれ‐ちょんがれ
「ちょぼくれ」に同じ。
ちょぼ‐ちょぼ
[名]踊り字を表す「」や記号としての「‥」など。 [形動]前者と同じであるさま。両者に優劣をつけがたいさま。「両者の力量は—だ」 [副] 1 量や程度が少ないさま。ちょびちょび。「小遣い...
ちょぼ‐ゆか【点床】
歌舞伎劇場で、義太夫節を演奏する場所。舞台上手の上部に設けられ、簾(す)がかけられている。
ちょ‐ま【苧麻】
カラムシの別名。また、その繊維で織った布。
チョムスキー【Avram Noam Chomsky】
[1928〜 ]米国の言語学者。アメリカ構造言語学から脱却し、生成文法を提唱。哲学・心理学・コンピューター科学など他の多くの分野にも影響を及ぼす。また、反戦運動や現代アメリカ社会批判によって広く...