つり‐ど【釣(り)戸/吊り戸】
1 上方に金具を取り付け、上へつり上げれば開き、下ろせば閉まるようにした戸。蔀戸(しとみど)の類。 2 車付きの金物でつった戸。重い引き戸や折り畳み戸などで用いられ、鴨居(かもい)に設けたレール...
つり‐どうぐ【釣(り)道具】
魚釣りに必要な道具。釣り竿(ざお)・釣り針・釣り糸など。釣り具。
つり‐どうろう【釣(り)灯籠】
軒先などにつるす灯籠。
つり‐どこ【釣(り)床/吊り床】
1 ハンモックのこと。《季 夏》 2 「壁床(かべどこ)」に同じ。
つり‐どの【釣(り)殿】
寝殿造りで、池に面して東西に設けられた建物。東釣り殿・西釣り殿とよぶが、一方を省略したものが多い。
つり‐なわ【釣(り)縄/吊り縄】
1 物をつるすのに用いる縄。「城のうちより、四方の屏の—を一度に切って落したりける間」〈太平記・三〉 2 魚を釣るために、釣り針をつけて川や海の中に長く伸ばしておく縄。「伊勢の海のあまの—打ちは...
つり‐ばし【釣(り)橋/吊り橋】
《「つりはし」とも》下部に橋脚がなく、両岸から張り渡したケーブルで橋床をつり下げた形の橋。近代のものは橋床にトラスを用いるなどして剛性を高める。
つり‐はないけ【釣(り)花生け】
上からつるして用いる花生け。竹・金属・陶磁器などで作り、鎖などでつるす。釣り花入れ。
つり‐ばしご【釣り梯子/吊り梯子】
物にかけ、つるして用いる綱製などのはしご。
つり‐ばな【吊花】
ニシキギ科の落葉低木。山地に生え、葉は卵形で先がとがる。6月ごろ、緑白色か緑紫色の小花が長い柄でつり下がって咲く。実は丸く、赤く熟すと五つに裂け、赤い種子を現す。