つり‐ばな【釣(り)花/吊り花】
生け花で、天井からつるした花器に生けるもの。
つり‐ばり【釣(り)針/釣り鉤】
魚を釣るときに用いる先の曲がった針。鉤(はり)。
つりばり【釣針】
狂言。主人と太郎冠者が西宮の戎(えびす)神社に参詣し、妻を得られるよう祈願すると、夢のお告げによって釣り針を授かる。主人には美女がかかるが、太郎冠者が釣ると醜女なので逃げだす。
つり‐ひげ【釣り髭】
ひげの先を上方にはねあげた口ひげ。江戸時代、寛永(1624〜1644)のころ、中間(ちゅうげん)・奴(やっこ)などが行った。
つり‐びと【釣(り)人】
魚を釣る人。つりて。
つり‐ぶね【釣(り)船/釣(り)舟】
《「つりふね」とも》 1 釣りをするのに用いる船。 2 (「吊り舟」とも書く)生け花で、船の形をした釣り花生け。
つりふね‐そう【釣船草】
ツリフネソウ科の一年草。山野の水辺に生え、高さ約50センチ。全体に柔らかく、茎は紅紫色で節がふくらむ。秋、葉のわきから紅紫色の花が数個垂れ下がってつき、帆掛け船をつり下げたように見える。ツリフネ...
つり‐べい【釣(り)塀】
縄でつり支えた塀。山城などで、敵が登ってきたときに、これを切り落とす。
つり‐ぼし【吊り干し】
[名](スル)洗濯物を洋服掛けなどにかけて干すこと。吊り掛け干し。→平干し
つり‐ぼり【釣(り)堀】
天然の池沼や人工の池などに魚を放し、料金を取って釣らせる所。《季 夏》