えんか‐ナトリウム【塩化ナトリウム】
無色の立方晶系結晶。塩辛みをもち、水によく溶ける。天然には岩塩として産出し、海水の主成分で2.8パーセント含まれる。動物体内では生理的に重要な作用をする。塩素化合物、ナトリウム化合物の原料。化学...
えんか‐ビニリデン【塩化ビニリデン】
塩化ビニルに塩素を付加して得られるトリクロロエタンを、水酸化ナトリウムなどを用いた脱塩化水素反応によって作る無色の液体。熱・光・触媒などによって重合し、塩化ビニリデン樹脂となる。塩化ビニルやアク...
えんかぶつ‐せん【塩化物泉】
泉質の一。ナトリウムイオンと塩化物イオンを主成分とする温泉。神経痛・冷え性などに効く。食塩(塩化ナトリウム)を含むことから食塩泉ともいう。
えんしょく‐はんのう【炎色反応】
アルカリ金属・アルカリ土類金属の塩化物、または揮発しやすい塩などを炎の中に入れると、炎にその元素特有の色がつく反応。ナトリウムは黄色、バリウムは緑色などを示す。元素の定性分析に用いられる。ドイツ...
えんそさん‐ナトリウム【塩素酸ナトリウム】
塩素酸のナトリウム塩。無色の結晶。水に溶ける。強い酸化剤で、マッチ・花火・爆薬の材料、染色・皮なめし・除草剤に使用。化学式NaClO3
えんよく‐ろ【塩浴炉】
鋼鉄の脱炭素と酸化を防ぎながら焼き入れなどの熱処理をする炉。ナトリウム塩類を溶解して、その中へ材料を浸して加熱する。
エー‐エヌ‐ピー【ANP】
《atrial natriuretic peptide》⇒心房性ナトリウム利尿ペプチド
かいけ‐おんせん【皆生温泉】
鳥取県北西部、米子(よなご)市にある温泉。美保(みほ)湾に面する。ナトリウム・カルシウム塩化物泉。
かい‐すい【海水】
海の水。ナトリウム塩・カルシウム塩を主成分とする多くの無機塩類を重量比で約3.5パーセント含み、含有成分の濃度は海域により異なるが、組成は一定している。
かいすい‐せっけん【海水石鹸】
海水などの硬水中でも使える特殊な石鹸。低級脂肪酸のナトリウム塩が主成分。