なのり‐い・ず【名乗り出づ】
[動ダ下二]「名乗り出る」に同じ。「我なむかこつべき事あると、—・で侍りけるを」〈源・常夏〉
なのり‐か・く【名乗り掛く】
[動カ下二]相手に自分のほうから名をいう。「右衛門佐重盛、生年二十三、と—・けければ」〈古活字本平治・中〉
なのり‐ざ【名乗り座】
能舞台で、常座(じょうざ)の異称。
なのり‐じ【名乗り字】
名乗り3を書き表す漢字。
なのりそ【莫告藻/神馬藻】
ホンダワラの古名。和歌では「な告(の)りそ」の意に掛けて用いられたり、「名告る」を導く序詞を構成したりする。なのりそも。「海(わた)の底沖つ玉藻の—の花妹と我(あれ)とここにありと—の花」〈万・...
ナノリソグラフィー【nanolithography】
フォトリソグラフィーのうち、おおむね100ナノメートル以下の線幅による超微細な回路のパターンを描き込む技術のこと。光ではなく、電子線やイオンビームを用いる方法が広く利用されている。
なのりそ‐の【莫告藻の】
[枕]同音の繰り返しで「名」に掛かる。「—己(おの)が名惜しみ」〈万・九四六〉
なのりそ‐も【莫告藻】
「なのりそ」に同じ。「浜藻を号(なづ)けて—と謂へり」〈允恭紀〉
なのり・でる【名乗り出る】
[動ダ下一]自分の姓名・身分などを告げて出る。自分がその当人であると申し出る。「落とし主が—・でる」
ナノりゅうし‐じせいたい【ナノ粒子磁性体】
⇒磁性ナノ粒子