にょ‐ぼさつ【女菩薩】
1 菩薩のように美しくやさしい女性。 2 《「外面(げめん)如菩薩」の「如」を「女」に置きかえたもの》遊女のこと。
にょ‐ぼさつ【如菩薩】
菩薩のように、気高く柔和なこと。「外面(げめん)—、内心如夜叉(にょやしゃ)」
にょ‐ぼん【女犯】
僧が不淫戒を破り、女性と関係すること。
にょ‐むげんほうよう【如夢幻泡影】
仏語。この世のことはすべて、ゆめ・まぼろし・あわ・かげのようで、実体がなく空であるということ。無常のたとえ。如夢幻泡。如夢幻。
にょ‐やしゃ【女夜叉】
女体の夜叉。
にょ‐やしゃ【如夜叉】
夜叉のように恐ろしい心をもっていること。
にょ‐らい【如来】
《(梵)Tathāgataの訳》真理に到達した人。仏陀をいう。仏の十号の一。「釈迦(しゃか)—」 [補説]如(真理)より生来したもの、と解しての訳。
如来(にょらい)掛(か)けて
如来様に誓って。仏に誓って。神掛けて。「微塵(みぢん)も愛着残らぬと、—の母が言ひ分」〈浄・油地獄〉
にょらいし【如儡子】
⇒じょらいし(如儡子)
にょらい‐しん【如来身】
仏徳が円満に備わった如来の体。仏身。