にぎり‐ばさみ【握り鋏】
指を入れる穴のない、握り持って切るはさみ。糸切りばさみ。和鋏(わばさみ)。これに対して、指を入れる穴のあるはさみを「洋ばさみ(西洋ばさみ)」という。
にぎり‐ばし【握り箸】
嫌い箸の一。棒を握るような手つきで箸を持つこと。
にぎり‐ばす【握り蓮】
勾欄(こうらん)などの束(つか)の上に設け、手すりを支える蓮の葉形の彫刻装飾。
にぎり‐ぶと【握り太】
[名・形動] 1 握って太く感じること。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)杖」 2 弓柄(ゆづか)を皮などで巻き太くしたもの。
にぎり‐べ【握り屁】
放屁(ほうひ)して、臭気を手のひらで握るようにすること。また、その屁。にぎりっぺ。
にぎり‐めし【握り飯】
飯を握り固めたもの。梅干しを入れたり海苔を巻いたりする。おにぎり。むすび。
にぎり‐や【握り屋】
金銭をためこむばかりで出し惜しむ人。
にぎ・る【握る】
[動ラ五(四)] 1 手の指全部を内側へ曲げる。また、そのようにして、物をつかんだり、持ったりする。「こぶしを—・る」「ペンを—・る」「車のハンドルを—・る」 2 物事をとらえて自分のものとする...
にぎ‐わい【賑わい】
にぎわうこと。「街の—」
にぎ‐わ・う【賑わう】
[動ワ五(ハ四)]《「わう」は接尾語》 1 人が集まるなどしてにぎやかになる。「行楽客で—・う」 2 豊かになる。繁盛する。「一門が—・う」「店が—・う」