はち‐もの【鉢物】
1 鉢に植えた草木。また、鉢で栽培する草木。 2 鉢に盛って出す料理。
はち‐もんじ【八文字】
1 「八」という字。また、その字の形。 2 遊女が揚屋入りする際などの歩き方。内八文字と外八文字がある。 3 江戸初期の男伊達などの風俗で、大股に足を外側に開いて歩く歩き方。「胸をつき出し、足を...
はちもんじ‐や【八文字屋】
江戸時代の京都の書店。元禄(1688〜1704)から明和年間(1764〜1772)にかけて、浄瑠璃本・歌舞伎狂言本・浮世草子などを出版。
はちもんじや‐ぼん【八文字屋本】
八文字屋から出版された浮世草子・役者評判記の類の総称。特に文学的には浮世草子をさす。広義には、同時代の他の八文字屋風の浮世草子をもいう。
は‐ちゃ【葉茶】
《「はぢゃ」とも》茶の若芽を蒸し、よりをかけ、干して製した茶。煎茶など。抹茶に対していう。
はちゃ‐つぼ【葉茶壺】
葉茶を入れる壺。茶壺。
はちゃ‐みせ【葉茶店】
「葉茶屋」に同じ。「元手出来(でか)して—を手広く」〈浮・永代蔵・四〉
はちゃ‐めちゃ【破茶滅茶】
[形動]《「破茶滅茶」は当て字》度はずれているさま。常軌を逸しているさま。めちゃくちゃ。「—などたばた騒ぎ」
はちゃ‐や【葉茶屋】
葉茶を売る店。はちゃみせ。
はち‐や【蜂屋】
岐阜県美濃加茂市の地名。また、そこで産する蜂屋柿のこと。