うみ‐じ【産字/生字】
謡・浄瑠璃・長唄・民謡など日本の声楽で、ある音(おん)を長く延ばしてうたう場合に、延ばされる母音部分。例えば「し」を「しい」と延ばすときの「い」の類。
うばすて‐やま【姨捨山】
⇒おばすてやま (「姥捨山」と書く)役に立たなくなった老人を山に捨てたという伝説から、組織などで、年をとってあまり役に立たなくなった人を移しておく部署や地位のたとえ。
エウロペのりゃくだつ【エウロペの略奪】
《原題、(イタリア)Ratto di Europa》ティツィアーノの絵画。カンバスに油彩。縦178センチ、横205センチ。白牛に姿を変えたゼウスがフェニキアの王女エウロペを連れ去る場面を描いた作...
う‐げき【羽檄】
《昔、中国で緊急の触れ文に鳥の羽を挟んだところから》急を要する檄文(げきぶん)。飛檄(ひげき)。羽書(うしょ)。「—を飛ばす」
ウオーター‐ガン【water gun】
電動式・圧縮エア式の水鉄砲。水鉄砲に装備したハンドポンプをスライドさせ、水が入っているタンク内に空気を送って、その圧力で水を飛ばす。手動式に比べると飛距離が2〜3倍になる。
うきよ‐の‐ちり【浮世の塵】
この世の煩わしさや汚らしさをちりにたとえていう語。「このままにすまばすむべき山水よ—に濁らずもがな」〈新続古今・雑中〉
ウァッツマンさん【ウァッツマン山】
《原題、(ドイツ)Der Watzmann》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。ドイツ南東部、ベルヒテスガーデン近郊の山岳風景を描いた作品。ベルリン国立美術館所蔵。
うち‐こ【打(ち)粉】
1 刀剣の手入れに用いる砥粉(とのこ)。 2 汗取りのために皮膚につける粉。汗取りの粉。天花粉の類。 3 そば・うどん・餅(もち)などを伸ばすときに、粘り付かないように振りまく粉。でんぷん・小麦...
インパスト【(イタリア)impasto】
油絵で、カンバスに絵の具を厚く盛り上げて描く技法。
うしろ‐だおし【後ろ倒し】
《「前倒し」に対して作られた語。「あとだおし」とも》予定の時期を先に延ばすこと。先送り。「開始時期を—にする」