火(ひ)危(あや)うし
昔、宮中などで、夜番の役人が見回りのときに発した言葉。「火の用心」の意。「あやしき男(をのこ)どもの声して、—など言ふも」〈源・浮舟〉
ひ‐あり【火蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約2.5〜6ミリ。体色は赤茶色や黒色など。攻撃性が強く、腹部に毒針をもつ。刺されると激しい痛みがあり、アレルギー反応を起こすこともある。南米原産で、日本では特定外来...
ヒアリング【hearing】
1 外国語を耳で聞いて理解すること。また、その練習。ヒヤリング。 2 公聴会。聴聞会。「公開—」
ヒアリング‐ドッグ【hearing dog】
聴導犬。聴覚障害者に電話や玄関ベルなどの音を知らせ生活を助ける。
ヒアリン‐なんこつ【ヒアリン軟骨】
《ヒアリン(hyaline)は「ガラス質の」「透明な」の意》⇒硝子軟骨
ひアルコールせい‐かんきのういじょうしょう【非アルコール性肝機能異常症】
飲酒の習慣がない人や、アルコールの摂取量が一定以下の人の肝臓に異常が認められる状態。生活習慣病の一つ。
ひアルコールせい‐しぼうせいかんえん【非アルコール性脂肪性肝炎】
アルコールを摂取していないにもかかわらず、アルコール性肝炎のような症状がみられる病気。肝細胞に中性脂肪が蓄積し、肝硬変や肝臓癌へと進行することもある。NASH(ナッシュ)(Non-alcohol...
ヒアルロニダーゼ【hyaluronidase】
ヒアルロン酸を分解する酵素。動物の精子や毒蛇・ヒル・細菌などに存在し、細胞膜の透過性を促進する作用がある。
ヒアルロン‐さん【ヒアルロン酸】
《hyaluronic acid》ムコ多糖類の一。眼球の硝子体(しょうしたい)や関節液・臍帯(さいたい)・皮膚などに広く分布。多量の水と結合して粘りのあるゲル状となり、組織構造の維持や細菌・毒物...
ひ‐あわい【廂間】
建てこんだ家の廂(ひさし)と廂とが突き出ている狭い所。日のあたらない所。「—の風が窓から流れ入って」〈荷風・つゆのあとさき〉