ぼん‐え【盆絵】
「盆画(ぼんが)」に同じ。
ぼん‐おう【梵王】
「梵天」に同じ。
ぼん‐おくり【盆送り】
盂蘭盆(うらぼん)の最後の日に、精霊(しょうりょう)を送り返し、供え物を辻・川・海などに捨てたり流したりする行事。精霊送り。送り盆。
ぼん‐おどり【盆踊(り)】
盂蘭盆(うらぼん)のころに老若男女が広場などに集まっておどる踊り。本来は盆に迎えた精霊(しょうりょう)を送り返す行事といわれる。《季 秋》「太鼓だけ少し下卑たり—/一茶」
ぼんおどり‐うた【盆踊(り)歌/盆踊(り)唄】
民謡の分類の一。盆踊りにうたわれる歌。盆歌。
ぼん‐おん【梵音】
《連声(れんじょう)で「ぼんのん」とも》 1 梵天の王の声。五種清浄の音を発するという。また、仏の音声。 2 四箇(しか)の法要のとき、散華(さんげ)ののちに唱える偈頌(げじゅ)。 3 読経の声...
ぼん‐かく【梵閣】
てら。寺院。梵刹(ぼんせつ)。
ぼん‐かんじん【盆勧進】
盆竈(ぼんがま)に用いる食料を得るため、子供たちが家々をまわって米銭をもらい集めること。転じて、盆竈のこと。
ぼん‐が【盆画】
彩色した砂や小石を使って、黒漆塗りの盆の上に山水などを描いた絵。盆絵。
ぼんが‐いちにょ【梵我一如】
インドの哲学書ウパニシャッドに代表されるバラモンの根本思想で、宇宙の根本原理であるブラフマン(梵)と個人の本体であるアートマン(我)とは同一であるというもの。