なり【形/態】
《動詞「な(成)る」の連用形から》 1 物の形。形状。「—の良い花活け」 2 からだつき。体格。「大きな—をしてみっともない」 3 服装。身なり。なりふり。「学生らしい—をする」「—ばかりを気に...
なん‐かん【難艱】
《「なんがん」とも》苦しい目にあうこと。また、苦しい思いをすること。苦しみ。艱難。「始めは知らずと言ひけれども、—のあまりにありのままに申しける」〈平治・上〉
なま‐ワクチン【生ワクチン】
毒性の弱い、もしくは毒性を弱めた細菌・ウイルスを生きたまま使うワクチン。痘苗(とうびょう)・BCG・ポリオ生ワクチンなどがある。生菌(せいきん)ワクチン。弱毒(化)ワクチン。→不活化ワクチン
にぎり‐ぎんたま【握り金玉】
ふところ手のまま、何もしないこと。
な‐やらい【追儺】
追儺(ついな)。鬼やらい。「滝口も—果てけるままに、皆まかでてけり」〈紫式部日記〉
なま‐め【生海布】
なまの海藻。海にあるままの海藻。「こゆるぎの海人(あま)はあさりにやつれつついかなる時に—刈るらむ」〈忠見集〉
なま‐ちゃば【生茶葉】
摘んだままの茶葉。製茶前の茶葉。
なま‐まゆ【生繭】
煮沸・乾燥する前の、中のさなぎが生きたままの繭。きまゆ。
なま‐づめ【生爪】
指に生えているままのつめ。「—をはがす」
なま‐み【生身】
1 現に生きているからだ。血も通い感情もはたらいている身。いきみ。「—の人間」 2 なまのままの魚肉。 3 調理用語。すりつぶした魚肉のこと。しんじょ・はんぺん・伊達巻(だてま)きなどの種にする。