るいじゅふせんしょう【類聚符宣抄】
平安時代の法令集。10巻。源経頼編という。天平9年(737)から寛治7年(1093)までの官符や宣旨などを部類別に編集したもの。左丞抄。
るいじゅみょうぎしょう【類聚名義抄】
平安末期の漢和辞書。編者未詳。仏・法・僧の3部からなり、120の部首によって漢字を分類し、字音・字義・和訓などを注記し、和訓には声点によってアクセントが示される。名義抄。
るいじゅめいぶつこう【類聚名物考】
江戸中期の百科事典。342巻、標題18巻、目録1巻。山岡浚明(まつあけ)(明阿)著。成立年未詳。明治36〜38年(1903〜05)7冊の活版本として刊行。
るい‐じょう【累乗】
[名](スル)同じ数または文字を何回か掛け合わせること。また、その積。aをn回掛け合わせたものをanと表し、aのn乗と読み、aを底(基数)、右肩の小さい数字を指数(冪指数)とよぶ。乗羃(じょうべ...
るい‐じょう【塁上】
1 とりでの上。 2 野球で、ベースの上のこと。「—のランナーを一掃する」
るいじょう‐こん【累乗根】
累乗してaとなる数をaの累乗根という。すなわち、nを2以上の自然数としたとき、xn=aとなる数xを、aのn乗根とよぶ。とくに二乗根、三乗根はそれぞれ平方根、立方根ともいう。乗根。羃根(べきこん)...
るいじん‐えん【類人猿】
霊長目ヒト上科に属するサルの通称。ヒトに最も近縁で、腕が長く、尾をもたない。現生種ではゴリラ・チンパンジー・ボノボ・オランウータンおよびテナガザル類がこれにあたる。人似猿(ひとにざる)。
るい‐すい【類推】
[名](スル) 1 類似の点をもとにして、他を推しはかること。「過去の事例から—する」 2 論理学で、二つの事物の間に本質的な類似点があることを根拠にして、一方の事物がある性質をもつ場合に他方の...
るいすい‐かいしゃく【類推解釈】
ある事項について法律が規定していることを、規定のない類似の事項にあてはめて解釈すること。刑法では原則として禁止されている。⇔反対解釈。
ルイス‐えんき【ルイス塩基】
米国の物理化学者G=ルイスが定義した塩基。共有結合に使われず、供与できる電子対を少なくとも一つもっている原子・分子・イオン。電子対供与体。⇔ルイス酸。