アンカラ‐じょう【アンカラ城】
《Ankara Kalesi》トルコの首都アンカラにある城。古代ローマ帝国時代にガラテヤ人が築いた砦に起源する。7世紀に東ローマ皇帝ヘラクレイオス1世により、アラブ人の侵攻に備えて内側の城壁が築...
アンドリー‐ざか【アンドリー坂】
《Andriyivs'kyi uzviz/Андріївський узвіз》ウクライナの首都キーウにある通り。ドニプロ川西岸の丘に上あるアンドリー教会に通じる。キーウ出身の作家ブルガーコフの...
アンモライト【ammolite】
アンモナイトの化石がもととなった宝石。通常、炭酸塩鉱物の一つである霰石(あられいし)が主成分で、方向によってさまざまな色に見える、オパールや真珠に似た構造色をもつ。北アメリカのロッキー山脈東斜面...
いし‐たたき【石叩き/石敲き】
1 鉱石などを槌(つち)で打ち砕くこと。また、その槌や、それを職業とする人。 2 《尾を上下に動かす習性から》セキレイの別名。《季 秋》「磐石(ばんじゃく)をはしれる水の—/蛇笏」
いざりかつごろう【躄勝五郎】
浄瑠璃「箱根霊験躄仇討(はこねれいげんいざりのあだうち)」の主人公。天正18年(1590)兄の仇討ちをした飯沼勝五郎がモデルとされる。
イオニア‐がくは【イオニア学派】
前6世紀ごろ、イオニア地方に興ったギリシャ最初の哲学の学派。万物の根源を水・アペイロン(無限なもの)・空気・火に求めた。ミレトス出身のタレス・アナクシマンドロス・アナクシメネス、およびヘラクレイ...
いけのもくず【池の藻屑】
江戸中期の歴史物語。14巻。荒木田麗女(あらきだれいじょ)著。明和8年(1771)成立。増鏡のあとを受けて、後醍醐天皇から後陽成天皇まで14代270年間の歴史を、老尼が物語る体裁をとる。
イオアニナ‐こ【イオアニナ湖】
《Limni Ioanninon/Λίμνη Ιωαννίνων》ギリシャ北西部、イピロス地方最大の湖。旧称パンボティス湖。同地方の中心都市イオアニナが西岸に位置する。東側に浮かぶ小島には、近代...
いい‐つ・ける【言(い)付ける】
[動カ下一][文]いひつ・く[カ下二] 1 命令する。「用事を—・ける」 2 告げ口する。「先生に—・けてやる」 3 言い慣れている。いつも言って慣れている。「—・けない言葉を使う」 4 言って...
イェシル‐テュルベ【Yeşil Türbe】
《緑の霊廟(れいびょう)の意》トルコ北西部の都市ブルサにある、オスマン帝国のスルターン、メフメット1世とその家族の霊廟。外壁を青いタイルで覆われた八角形の建物で、15世紀に息子のムラト2世により...