えきたい‐レンズ【液体レンズ】
水と油の屈折率の違いを用いたレンズ。水(水溶液)と油を封入し、電極に電圧を加えると極性の違いによって境界面の形が変わり、焦点距離を変化させることができる。機械的な駆動部を必要としないため、小型化...
アポクロマート【apochromat】
3色の波長について、色収差を補正した色消しレンズ。超望遠レンズ・大口径レンズ・製版用レンズに使用。アポクロマット。
リレー‐レンズ【relay lens】
ズームレンズなどにおいて、いくつか並んでいるレンズのうち最も後部にあり、前のレンズから伝わった実像をフィルム面(デジタルカメラではイメージセンサー)に結像させるためのレンズ。
フロント‐フォーカシング【front focusing】
カメラのレンズなどでピントを合わせる際、レンズの前部が動いて合焦する機構。近年はオートフォーカスの合焦速度を高めるため、レンズの全長が変化しないリアフォーカシングやレンズ内部の構成要素が動くイン...
じくじょう‐いろしゅうさ【軸上色収差】
レンズなどの光学系の収差の一。色によって焦点距離が異なるために生じる色収差。屈折率の異なる材質のレンズを組み合わせたアクロマチックレンズや蛍石などの色分散が小さい材質のレンズを用いることで、収差...
ちゅうぼうえん‐レンズ【中望遠レンズ】
標準レンズと望遠レンズの中間にあたる焦点距離をもつ写真レンズ。
ちじょう‐ぼうえんきょう【地上望遠鏡】
地上の物体の正立像を見るために、対物レンズと接眼レンズとの間に、像を正立させる補助的なレンズまたはプリズムを入れた望遠鏡。
ちゅうきん‐よう【中近用】
眼鏡やコンタクトレンズで、近くも中間距離も見るために用いること。手元くらいの距離から、パソコンのディスプレーなど、少し離れたところまでに相当する。遠方は見えずらい。二重焦点レンズ、累進焦点レンズ...
しゅうこう‐レンズ【集光レンズ】
光学器械で、光を1か所または一方向に集めるためのレンズ、またはレンズ系。映写機・投光器などに用いられる。コンデンサーレンズ。
たんしょうてん‐レンズ【単焦点レンズ】
《fixed focal lens》焦点距離が固定されたカメラのレンズのこと。焦点距離が変えられるタイプとして、ズームレンズやバリフォーカルレンズがある。