たいかくせん‐ぎょがんレンズ【対角線魚眼レンズ】
魚眼レンズの一つ。レンズを通った光がつくるイメージサークルの周縁部を断って、焦点面のイメージセンサーまたはフィルムに受光させるため、ケラレのない長方形の画像が得られる。→全周魚眼レンズ
たいしょうがた‐レンズ【対称型レンズ】
カメラのレンズなどの光学系を構成するレンズ群の配置が、前後で対称になっているもの。絞りは中央に置かれる。構造が単純で歪曲が小さいため広角レンズに向く。
ちょうぼうえん‐レンズ【超望遠レンズ】
望遠レンズの中でも特に焦点距離が長い写真レンズ。35ミリ判カメラでは、ふつう焦点距離が400ミリメートル以上のレンズをいう。
せいでん‐レンズ【静電レンズ】
電子線を回転対称な静電界を用いて屈折・集束させる電子レンズ。磁界を用いる電磁レンズのようなヒステリシス効果がないため、焦点距離の正確な即時制御が可能。電界レンズ。
しゅうそく‐レンズ【収束レンズ】
凸レンズなど、光線を収束することのできるレンズ。収斂(しゅうれん)レンズ。
アクロマート‐レンズ【achromat lens】
二つの波長に対して色収差を補正したレンズ。色消しレンズ。アクロマチックレンズ。
あおり【煽り】
1 あおること。また、強い風にあおられて起こる動揺や衝撃。「突風の—で塀が倒れた」 2 ある物事に強く働く勢い。また、その及ぼす影響。余勢。「ストの—で客足が伸びない」 3 そそのかしたりおだて...
はんしゃくっせつ‐ぼうえんきょう【反射屈折望遠鏡】
凹面鏡と補正レンズを組み合わせて像を結ばせ、これを接眼レンズで拡大して見る望遠鏡。口径に対して鏡胴の長さを短くでき、非球面の補正レンズにより球面収差やコマ収差を取り除くことができる。反射屈折式望...
テレコンバーター【teleconverter】
コンバージョンレンズの一。マスターレンズに装着して焦点距離を伸ばすことにより、望遠撮影を可能とする。テレコン。テレコンバージョンレンズ。エクステンダー。
ミラー‐ぎれ【ミラー切れ】
一眼レフカメラで超望遠レンズ(600ミリ以上)を使用する際、ファインダーを覗いた時に視野の上部が見えなくなってしまう現象。レンズの焦点距離が長くなると、カメラ内部の反射鏡(ミラー)全体にレンズか...