あい‐ば【合(い)端】
1 石積み工事で、積み上げる石と石との接合する部分。合い口(くち)。 2 鉄道で、レールとレールとの継ぎ目に残してあるすきま。高温の季節に鉄が伸長することを予想してあけてある。
アウルランフィヨルド【Aurlandsfjorden】
ノルウェー南西部のフィヨルド。ソグネフィヨルドの支湾の一つ。長さ約30キロメートル。周囲を標高1800メートルもの山々に囲まれ、最深部の水深は900メートル以上ある。沿岸の主な村はアウルラン、レ...
あくのはな【悪の華】
《原題、(フランス)Les Fleurs du Mal》ボードレールの詩集。1857年刊。詩人の誕生から死に至る魂の遍歴を新しい詩風で描き、近代詩の源流となった。
あくま‐しゅぎ【悪魔主義】
《diabolism/(フランス)satanisme》19世紀末にヨーロッパで起こった、悪魔的なものの中に美を求める文芸上の主張。耽美(たんび)主義が極端に進んだもの。ボードレールやオスカー=ワ...
アプト‐しき【アプト式】
急勾配(きゅうこうばい)の鉄道線路で列車が滑らないよう、2本のレールの中央に歯車でかみ合う軌条を取り付けた方式。スイスのアプト(R.Abt[1850〜1933])が考案。日本では大井川鉄道井川線...
いこくのかおり【異国の香】
大手拓次による訳詩集。昭和16年(1941)、訳者の没後に刊行。ボードレールの「亡霊」「異国のにほひ」、タゴールの「蛍」などを収録。
イタリアむぎのぼうし【イタリア麦の帽子】
《(フランス)Un chapeau de paille d'Italie》フランスの映画。1928年作。監督はクレール。ある女物の麦藁帽子を馬車馬が食べてしまったことから巻き起こる騒動を描く喜劇。
いぬ‐くぎ【犬釘】
鉄道のレールを枕木に固定するために打つ大きな釘。釘の頭部が犬の頭に似ているのでいう。
インクライン【incline】
《斜面・勾配(こうばい)の意》傾斜面にレールを敷き、動力で台車を動かして船・貨物を運ぶ装置。京都市東山区蹴上(けあげ)にあったものが有名。勾配(こうばい)鉄道。
ウオーター‐シュート【water chute】
急斜面にレールを敷き、ボートをそのレールにのせて下の池の水面に滑りおろす遊戯施設。