ありさか‐ひでよ【有坂秀世】
[1908〜1952]言語学者・国語学者。広島の生まれ。一般音韻論および国語音韻史の研究にすぐれた業績を残した。著「音韻論」「国語音韻史の研究」「上代音韻攷」など。
アルカトラズ‐とう【アルカトラズ島】
《Alcatraz Island》米国カリフォルニア州、サンフランシスコ湾にある島。周辺の潮流が速く、海水温が低いため、かつて連邦刑務所が置かれた。現在は国立公園局が管理し、一般公開されている。
アルカロイド【alkaloid】
植物体に存在する、窒素を含む特殊な塩基性成分の総称。一般に、少量で動物に対して強い生理作用をもつ。ニコチン・モルヒネ・コカイン・アコニチン・キニーネなど。植物塩基。
アルキル【alkyl】
メタン系炭化水素(アルカン)から水素原子一つを除いた残りの原子団の総称。一般式CnH2n+1-で表される基。メチル基CH3-、エチル基 C2H5-など。アルキル基。
アルベド【albedo】
1 惑星や衛星に入射する太陽光のエネルギーと、反射光のエネルギーとの割合。一般に大気が多いほど大きく、地球は0.30、月は0.07。反射能。 2 柑橘類の果実の皮にある、白い繊維状の組織。
アルムダイナ‐きゅうでん【アルムダイナ宮殿】
《Palau de l'Almudaina》スペイン東部、マリョルカ島西岸にある港湾都市パルマにある宮殿。10世紀にイスラム教徒が建造した要塞を、マリョルカ王の宮殿として14世紀から15世紀にか...
アレクサンドリア【Alexandria】
エジプト北部、地中海に面する港湾都市。前332年、アレクサンドロス大王がナイル川デルタの北西端に建設。プトレマイオス朝の首都で、東西交易、ヘレニズム文化の中心地として繁栄した。人口、行政区40...
アロメトリー【allometry】
生物の体の大きさによらず、部分どうし、または部分と全体の大きさや重量、生理学的な諸量(代謝量、寿命など)との間に見られる量的関係。体格が相似と見なせるならば、一般的に体表面積は体重の3分の2乗、...
あんぜん‐マッチ【安全マッチ】
軸木につけた頭薬と、箱などにつけた側薬とをこすり合わせて発火させるマッチ。現在もっとも一般的なもの。頭薬のみで発火する方式に比べ、温度上昇や摩擦による自然発火の危険がないことからの名称。セーフテ...
あんそく‐かく【安息角】
土・砂などの堆積(たいせき)物が崩れないで安定しているときの、斜面と水平面とのなす最大角度。一般的な地上の斜面では35度前後、水中では1〜2度で滑りはじめる場合がある。安定角。