うみぎく‐がい【海菊貝】
ウミギクガイ科の二枚貝。潮間帯付近の岩礁に、右殻の殻頂で固着。殻長8センチくらい。殻表は大小のとげ状の突起で覆われ、一部は平たく菊の花びら状。色は紅・紫褐色など。本州中部以南に分布。食用。うみぎく。
うめ‐こ・む【埋(め)込む】
[動マ五(四)]物の全部または一部を、中に入れ込む。「石材を土中に—・む」
うらしま‐そう【浦島草】
サトイモ科の多年草。日陰地に生え、高さは40〜50センチ。葉は多数に裂けていて、長い柄をもつ。雌雄異株。晩春、紫緑色の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた軸に、多数の雄花、雌花をつける。軸の一部は紫...
うろこ【鱗】
《「いろこ」の音変化》 1 動物の体を覆って保護する硬い薄片。魚類では真皮から形成されたもの、爬虫(はちゅう)類・鳥類や哺乳類の一部では表皮が角質化したもの。こけら。 2 「鱗形(うろこがた)」...
ウロビリノーゲン【urobilinogen】
腸に胆汁として排出されたビリルビンが腸内細菌によって還元されて生成する無色の物質。大部分は便へ排出されてウロビリンとなるが、一部は腸で吸収されて再び肝臓に戻り、尿中にも排出される。肝機能障害など...
うわ‐しる【上汁】
1 酒や汁の上澄み。 2 他人の利益の一部分。うわまえ。「—を吸う」
うわ‐まい【上米】
1 寺社へ寄進した年貢米の一部。 2 江戸時代、米穀などの輸送物資に課した通過税。 3 仕事や売買の仲介をする者が取る、賃金や代金などの一部。手数料。うわまえ。「—に取り上げ、十分一(じゅうぶい...
上前(うわまえ)を撥(は)・ねる
他人に取り次ぐ賃金や代金の一部を自分のものとする。かすめとる。上前を取る。ピンはねをする。
うんどう‐がく【運動学】
物体の運動を、力との関係には立ち入らずに、速度・加速度・変位などで記述する力学の一部門。
うんどう‐きかん【運動器官】
生物体が、その個体全部を移動させたり、一部分を動かしたりするために用いる組織や細胞器官。筋肉・骨格・繊毛・鞭毛(べんもう)・管足(かんそく)など。