ザクセン【Sachsen】
ドイツ東部、エルベ川の上・中流域の地方名。古くはドイツ北部のライン川とエルベ川の間にあったゲルマンの一部族サクソン人の居住地をさし、919年ハインリヒ1世がそこにザクセン王家を開いた。ラテン語...
ざっ‐こ【雑戸】
律令制で、諸官司に属し、主として手工業的な特殊技術をもって奉仕した集団。多くは、課役の一部または全部を免除された。図書寮の紙戸、雅楽寮の楽戸など。
ザミーンダール【(ヒンディー)Zamīndār】
《もとペルシア語で土地保有者の意》ムガル帝国時代の北インドで行われた地租徴収請負人の称。一部の地主や領主が担当し、徴税の仲介を口実に農民を搾取した。18世紀以降インドを支配した英国も、ベンガル地...
ザリア【Zaria】
ナイジェリア北部、カドゥナ州の都市。ハウサ族の都市国家として建設され、15世紀末よりイスラム教に改宗し、サハラ交易の拠点として栄えた。ラッカセイ、綿花、タバコなどの集散地。一部が城壁で囲まれた旧...
ざる
《文語の打消しの助動詞「ず」の連体形》動詞および一部の助動詞の未然形に付く。打消しの意を表す。文章語的表現や慣用的表現に用いられる。「準備不足と言わざるを得ない」「たゆまざる努力」
ざん‐かん【残簡/残翰】
一部またはかなりの部分が失われて不完全な形で残っている文書。
ざんかん‐れいぼく【残簡零墨】
一部分が失われたりきれぎれになったりして残っている書きもの。断簡零墨。
ざん‐けつ【残欠/残闕】
書物などの、一部分が欠けていて不完全なこと。また、そのもの。「絵巻物の—」
ざんそんぶつとりかたづけひよう‐ほけんきん【残存物取り片付け費用保険金】
火災などにより損害を被った建物などの、取り壊し費用・片付け費用・搬出費用の一部として支払われる保険金。
ざん‐ち【残置】
[名](スル)残しておくこと。「部隊の一部を—する」