いっ‐ち【一致】
[名](スル) 1 二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致。「意見の—をみる」「指紋が—する」「満場—」 2 ごく普通の道理。「気遣ひいたすも—なれば」〈浮・...
いっちいっさく‐にん【一地一作人】
太閤検地以後、1筆ごとの土地の耕作権を農民1名に限ったこと。荘園の土地支配制度における重層的な中間搾取や諸権利を否定した政策。
いっち‐しすう【一致指数】
内閣府が景気動向指数として公表する三つの指数(先行指数・一致指数・遅行指数)の一つ。鉱工業生産指数や有効求人倍率など11の個別系列から算出する。景気とほぼ同じタイミングで変化すると考えられる。各...
いっち‐だんけつ【一致団結】
[名](スル)多くの人が一つの目的のためにまとまること。「—して困難に立ち向かう」
いっち‐てん【一致点】
二つ以上の意見や立場などがぴったり合うところ。「双方の条件の—を見いだす」
いっち‐は【一致派】
日蓮宗の一派。法華経二十八品の後半の本門と前半の迹門(しゃくもん)に説かれる理は一致したもので、勝劣はないと説く。現在の日蓮宗はこれに該当。一致方。→勝劣派
いっち‐はんかい【一知半解】
物事の理解のしかたが中途半端なこと。なまかじりの知識。「—の徒」
いっ‐ちゃく【一着】
[名](スル) 1 最初に到着すること。競走などで、一番になること。 2 仕事などで、最初に着手すること。「我党の社会的運動の—として」〈魯庵・社会百面相〉 3 衣類のひとかさね。洋服のひとそろ...
いっ‐ちゃくしゅ【一搩手】
仏像などに用いる尺度の単位。親指と中指とを伸ばした長さ。いったくしゅ。
いっちゃくしゅ‐はん【一搩手半】
一搩手にその半分を加えた長さ。約1尺2寸(約36センチ)。特に仏像などをつくるときの定則とする。いったくしゅはん。「—の薬師百体」〈平家・一〉