いちぶ‐めし【一分召】
平安時代、式部省で諸国の史生(ししょう)・国医師・国博士を任命した除目(じもく)。一分召の除目。
いち‐ぶん【一分】
1 一身の面目。一人前の人間としての名誉。体面。「—がすたる」 2 10に分けたものの一つ。転じて、ごくわずかな部分。「衆生の中に—の仏性无(な)き者有りと云ふ」〈今昔・四・二八〉 3 自分ひと...
いち‐ぶん【一文】
一つの文章。また、ちょっとした文章。「—を草する」
一分(いちぶん)が立(た)・つ
一身の面目が保たれる。一分立つ。「リーダーとしての—・たない」
一分(いちぶん)立(た)・つ
⇒一分が立つ
一分(いちぶん)を捌(さば)・く
独力で自分の身の振り方を処理する。「皆賢く、その—・き兼ねつるは独りもなし」〈浮・永代蔵・二〉
一分(いちぶん)を捨(す)・つ
一身の面目を失う。「女の—・てたる事の悔しや」〈浮・禁短気・四〉
いち‐べつ【一別】
[名](スル)ひとたび別れること。
いち‐べつ【一瞥】
[名](スル)ちらっと見ること。ちょっとだけ見やること。「—をくれる」「—しただけで、それとわかった」
いちべつ‐いらい【一別以来】
最後に会ってからこのかた。この前別れてから今まで。一別来。「—ごぶさたを重ね、恐縮に存じます」