あん‐ち【安置】
[名](スル)丁重に据え置くこと。特に、神仏の像などを据え祭ること。「遺体を—する」
くま‐おくり【熊送(り)】
アイヌの儀礼・行事の一。熊を、神の化身と考え、その霊を神の国へかえすために行うもの。捕獲した子熊を一定期間飼育し、丁重な儀礼をもって殺し、祭壇にそなえ、その肉を共食し、神の国へ送る。同様の儀式が...
ぐう・する【遇する】
[動サ変][文]ぐう・す[サ変]人をもてなす。待遇する。「客として丁重に—・する」
けい‐ご【敬語】
話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現。日本語では敬意の表し方によって、ふつう、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種に分けられる。敬譲語。→尊敬語 →謙譲語 →丁寧語 →待遇表現...
けんじょうご‐に【謙譲語Ⅱ】
敬語の一。話し手が、自分側の行為・物事について、相手に対して丁重に述べるもの。特別な語を用いる場合(「参る」「申す」「いたす」「おる」など)、接辞を付加する場合(「拙著」「小社」など)がある。丁...
腰(こし)を屈(かが)・める
からだを前に曲げる。そうやって礼をする。「—・めて丁重にあいさつする」
こま‐ごま【細細】
[副](スル) 1 細かくて雑多なさま。細かくてあまり重要でないさま。「—(と)した道具類」「—した要件を片付ける」 2 細かいところまで行き届くさま。「事情を—(と)話す」 3 ねんごろなさま...
ご‐の‐ぜん【五の膳】
本膳料理で、最も丁重な料理。本膳・二の膳・三の膳・与の膳(四を忌んでいう)・五の膳を供するもの。また、その第五の膳。
さぶら・う【候ふ/侍ふ】
[動ハ四]《「さもらう」の音変化》 1 身分の高い人や敬うべき人のそばに控える。お仕えする。また、宮中など尊い場所にいる。伺候する。「女御更衣あまた—・ひ給ひける中に」〈源・桐壺〉 2 貴人のそ...
さんじゅう‐しちさい【三汁七菜】
本膳料理の膳立ての一。三の膳付きの特に丁重なもの。本膳に一の汁・なます・煮物・飯・香の物、二の膳に二の汁・平皿・猪口(ちょく)、三の膳に三の汁・刺身・茶碗、向こう膳には焼き物をつける。