まんぷく‐じ【万福寺】
京都府宇治市にある黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。山号は、黄檗山。開創は寛文元年(1661)。開山は明僧隠元隆琦(いんげんりゅうき)。開基は徳川家綱。中国の黄檗山万福寺を模した明様式の伽藍(...
まんぷくじ‐は【万福寺派】
京都の万福寺を本山とする黄檗宗の異称。
まんぷく‐ちょうじゃ【万福長者】
非常に豊かな人。大金持ち。大福長者。
まんべん‐な・い【満遍ない/万遍ない】
[形][文]まんべんな・し[ク]行き渡らないところがない。すべてに等しく行き渡っている。くまない。「各学科とも—・く成績がいい」「—・く調べる」
まん‐ぼう【万法】
仏語。物質的、精神的なすべての存在。また、それがもつ真理・法則。諸法。ばんぽう。
まんぼう‐いちにょ【万法一如】
仏語。すべてのものは本来その本性が空であって、帰するところは一体であるということ。
まんぽうざん‐じけん【万宝山事件】
1931年7月、中国東北部(旧満州)の長春近郊、万宝山で起こった朝鮮人農民と中国人農民の衝突事件。世界恐慌下、同地に移住した朝鮮人が水路工事を強行したことに対し、中国側が日本帝国主義の手先の行動...
まんぽ‐けい【万歩計】
歩行時の体の振動を利用して歩数をはかる器具。商標名。
まん‐まん【万万】
[副] 1 種々さまざま。いろいろ。「たとひ—の事あるとも」〈幸若・和田酒盛〉 2 すべて。いっさい。「—千世めが悪いになされませ」〈浄・宵庚申〉
まんまん‐いち【万万一】
[副]「まんいち」を強めた言い方。ひょっとして。ばんばんいつ。「—地震が起きても、備えは十分だ」