つゆこそでむかしはちじょう【梅雨小袖昔八丈】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。河竹黙阿弥作。明治6年(1873)東京中村座初演。江戸の材木商白子屋の娘お熊を、髪結新三(かみゆいしんざ)がかどわかす話。人情噺(にんじょうばなし)「白子屋政談」によっ...
とび‐はちじょう【鳶八丈】
《もと八丈島で産したところから》鳶色の地に、黄または黒の格子縞のある絹織物。無地のものもある。鳶紬(とびつむぎ)。
なり‐たけ【成り丈】
[副]「なるたけ」の音変化。「—早く帰りたいの」〈漱石・それから〉
なる‐たけ【成る丈】
[副]《動詞「な(成)る」に限度の意を表す名詞「たけ(丈)」の付いた語から。「なるだけ」とも》できる限り。できるだけ。なるべく。「—早く来てください」
のき‐たけ【軒丈】
軒の高さ。
白髪(はくはつ)三千丈(さんぜんじょう)
《李白「秋浦歌」から》長年の憂いが重なって白髪が非常に長くのびることを誇張していった言葉。心に憂いや心配事が積もることのたとえ。
はちじょう【八丈】
「八丈島」の略。 「八丈絹」「八丈縞」の略。「黄—」
はらん‐ばんじょう【波瀾万丈】
劇的な変化に富んでいること。「—の人生」
ばん‐じょう【万丈】
《1丈の万倍の意》 1 非常に高いこと。また、非常に深いこと。「黄塵(こうじん)—」「波瀾(はらん)—の生涯」 2 きわめて意気が盛んなことのたとえ。「—の気を吐く」
ふし‐たけ【臥し丈/臥し長】
1 臥したときのからだの長さ。「—砂(いさご)に半ば埋づまれたりけるに」〈今昔・三一・一七〉 2 蛇がとぐろを巻いたときの高さ。「—は五、六尺、跡枕(あとまくら)べは十四、五丈もあるらんとおぼゆ...