さん‐たい【三体】
1 三つの物体。三つの形体。 2 書道で、楷・行・草の三つの書体。 3 華道で、真・行・草の3種の生け方。 4 能で、物まねの基本となる三つの姿。老体・女体・軍体。
さんたいし【三体詩】
⇒三体唐詩(さんたいとうし)
さんたいとうし【三体唐詩】
唐の詩人167人の作を、七言絶句・七言律詩・五言律詩の三体に分けて編んだ書。南宋の周弼(しゅうひつ)編。1250年に成立。唐賢三体詩法。三体詩。
さんたい‐もんだい【三体問題】
物理学で、相互作用する3個の質点からなる系の運動を規定する問題。特別に制限された仮定の下でのみ、解析的な解が得られる。より一般的な運動の場合は、適切な近似法を用いる必要がある。→二体問題 →多体問題