じょう‐こく【上刻】
昔、一刻(2時間)を上・中・下に三等分したうちの最初の時刻。「午(うま)の—」
じょうとう‐すいへい【上等水兵】
旧日本海軍における水兵科の兵の4階級の一。昭和17年(1942)に、それまでの二等水兵を改称してこう呼び、水兵長(元の一等水兵)の下で一等水兵(元の三等水兵)の上となった。
じょ・す【叙す】
[動サ五]「じょ(叙)する」(サ変)の五段化。「勲三等に—・す」 [動サ変]「じょ(叙)する」の文語形。
そうにん‐かん【奏任官】
明治憲法下で、奏任によって任命された三等以下九等までの高等官の称。
たい‐はん【大藩】
1 領地の広い藩。禄高の多い藩。 2 明治元年(1868)禄高で諸藩を大・中・小の三等に分けたもののうちの、40万石以上の藩。同3年には15万石以上に改正。
たけ‐お【猛男/猛夫/丈夫】
強く勇ましい男。たくましく強い男。ますらたけお。ますらお。「近藤勇、土方歳三等の—を取しずめ」〈蘆花・黒潮〉
ちゅう‐こく【中刻】
昔、一刻(いっとき)(2時間)を上・中・下に三等分したまんなかの時刻。「丑(うし)の—」
ちゅう‐はん【中藩】
明治元年(1868)禄高で藩を三等に区別したうちの、10万石以上40万石未満の藩。同3年、改めて5万石以上15万石未満とした。→小藩 →大藩
ちゅう‐ばらえ【中祓】
古代、神事に関する罪を犯した人に、罪の軽重に応じて大・上・中・下の四等に分けて朝廷から祓(はらえ)の料物を科した、その第三等。
てふうきん【手風琴】
浅見淵の短編小説集。昭和17年(1942)刊行。表題作のほか「三等船室」「朝鮮旅館」などの作品を収める。